【荘子】逍遥遊(第六回)
鵬(ほう)の話を耳にした
セミや小鳥は、
笑わずにはおられんかったそうじゃ。
「え~、うそでしょ(笑)
ボクなんかさ、
いち・に・の・さんっと
気合を入れて 飛び上がっても
すぐに 木の枝か 何かに ぶつかって
地面に落っこちてしまうってことが
ほとんどだよ。
鵬(ほう)さんは ほんとに 大変だね(笑)
そんなに天高くまで 飛び上がって
それから また
南に向かって 飛んでいかないといけないの?
でも、なんで そんなに大変なことを
するの?
ボク とても 信じられないよ(笑)」